• 企業が求めるコミュニケーション能力とは【非エリート編】

    企業が求めるコミュニケーション能力とは【非エリート編】
    1. 問題を一人で抱え込まない。マズイことになったときは「困ってます。助けてください」といえる。個人レベルでは幾分ミスが多くとも、部署としてのアウトプットの品質は高く保てる。
    2. 「またかよ」といわれても、心を閉ざさない。問題が解決するまで、あるいは自分の技能が十分に高まるまで、人の協力を取り付けることを決して諦めない。こういう人は、個人としての技能・技量が並以上になるだけでなく、技術的成果や見落とし・勘違い事例の広報マンとしても機能するので、チーム全体の技能向上とミス削減につながる。
    3. 繰り返しを厭わない。仕事も人間関係も、何の変哲もないことの繰り返しで成り立っている。その些細なことの積み重ねに、手を抜かない。例えば挨拶もそう。とにかく続ける。続けるだけで圧倒的な差になることを、頭でわかっているだけでなく、本当に実践できている。
    4. 困ったときに頼れる先輩や各部署のエキスパート、気軽に相談できる同僚を、いつの間にかたくさん作っている。「それなら**課の**さんに相談してみます」「えっ、顔見知り?」「先週も飲みに行きました」
    5. 同じ部署の人がどんな仕事をしているか、興味関心を持ち、きちんと把握している。ちょうどいま空いている試験機や実験道具を認識しているので、順番待ちで時間を空費することなく仕事をどんどん進められる。外注部品も納期に余裕を持たせてコストカット。そんなわけで、開発が早く、しかも予算が余る。
    6. 小さな声を聞き逃さない。消え入るような挨拶にも、必ず返す。地獄耳だが口は堅い。人の悩みに敏感。そっと耳寄りの情報を教えてくれる。「**の件、**社の製品が使えそうですよ。これ、カタログです」……なぜ私の悩みを知ってるの? いやホント、助かる。

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